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狭い紙面で空手道を簡潔にまとめることは難しいのですが、数ある武道の中でも空手は修練する方たちの人生にきっと大きな財産になると確信しています。
お子さんにとっては、人生という荒波にこれから漕ぎ出す大きな羅針盤として、青壮年の方たちには、心身の自信とリフレッシュに、そして初老以上の方には健康と精神の安寧に役立つものでしょう。
空手道に限らず、このような武道や文化活動に終わりはありません。
若いころ経験されてすべて分かったつもりでも、続けてみると自分が入口にしか立っていなかったこと気づかされることが多々あります。
もちろん、空手はすべての問題や試練への万能の処方箋では無いことは明らかです。
でもどんな課題に対しても、きっと何らかの気づきや切っ掛けを生むものであると考えます。
経験者もあるいは初心者も関係なく、もし少しでも関心があれば是非道場の門を叩いてください。
きっと得難い出会いがあるでしょう。
開設者・指導者 原野和芳
昭和23年(1948年)に設立された日本空手協会は、その社会的活動が高く評価され、昭和32年(1957年)に当時の文部省より「社団法人」として認可を受け、悠久の歴史の中で日本が育んできた武道文化を正しく継承発展させることに努めてきました。
このような努力の結果、平成24年(2012年)3月21日、「公益社団法人」として内閣総理大臣より改めて認定を受けました。
公益社団法人 日本空手協会は、空手道の研究並びに指導によって、その技術の向上と自己鍛錬の普及を図り、それをもって国民の体位の向上と健全な武道精神の涵養に寄与すること、また、礼節を重んじる日本武道の精神を世界各国に広めることによって世界平和に貢献することを目的としています。
沖縄県では、琉球王国時代には唐手の流派というものは存在せず、主に唐手が盛んな三地域の地名を冠して、首里手、泊手、那覇手の三大系統に大きく分類されていました。
ただし、「首里手」という用語そのものは、泊手や那覇手とともに、主に戦後になって使用されはじめたと考えられています。
首里手は、琉球王国の「手」から発展してきましたが、琉球王府のあった首里に住む、首里士族によって継承・発展してきたと考えられています。
日本空手協会は、船越義珍先生によって開祖された純粋に上記の首里手の流れを組み、日本の四大伝統空手道の一つであり、最大規模の流派です。
アジアに20ケ国、欧州37ケ国、米州19ケ国、中東アフリカ33ケ国に及んでいます。
また日本空手協会から分派した松濤館の流れを組む流派は世界でもっとも支持されており、加盟するには厳正な審査を要しますが、今もその数は増え続けています。
1948年に設立され、中山正敏初代主席師範、杉浦初久二2代目主席師範、そして現在植木政明3代目主席師範を中心に成長発展を続けています。
2019年6月に福岡市早良区原に設立されました。設立者は原野和芳です。
昭和現在道場の所在と同じ敷地に1971年より1995年まで、開設者の父親である原野勇二(故人)が那覇手の系統の剛柔流の道場を運営していました。
その道場は、父の恩師である上原優希徳先生(故)より勇武館という道場名を下賜されました。
逝去した父親の空手への想いも継承するために、福岡県の現剛柔館関係者のお赦しの下、勇武館道場とさせて頂きました。
拝啓コロナ禍の中で、お忙しい日々を過ごされておられるものと思っています。
国内は本より世界で活躍されてこられた先生がお忙しい中、福岡県の原支部を立ち上げ空手道を指導されることは誠に嬉しく、力強く思います。
コロナ禍後ならびに高度にデジタル化した社会では、従来以上に個人の力が厳しく問われることになります。求められるのは、何を志向し、そのためにはどのように個性を発揮して行くのかという構想力とさらにそれを実行して行く力です。まさしく、自分の頭で考え、自分の考えを話し、自分で行動する人です。
コロナ禍で影が薄く話題にも出てきませんが、今年の四月から、
文部科学省の教育改革で「生きる力」を身に付ける、「非認知能力」を身に付ける教育がスタートいたしました。
公益社団法人日本空手協会は、今日まで、空手道を通して、
非認知能力を重視して、稽古指導を進めてまいりました。
非認知能力とは、我慢する力・くじけない力・やり抜く力・考える力・想像する力、創造する力・自己肯定感・コミュニケーション力・集中力等を、稽古を通して意識を持って養うことです。
会員の皆様は、より豊かな人生、より幸福な人生、はるかに大きな成功に満たされた人生へと通じる着実な歩みが今、始まろうとしています。
空手道を通して自己の持っている能力を原野和芳先生と共に引き出して行かれるよう御祈念申し上げております。 敬具
令和二年八月八日
公益社団法人日本空手協会 指導員 森 俊博
原野和芳先生机下
LETTER OF APPRECIATION FOR DR. HARANO KAZUYOSHI SENSEI
Dear Parents,
Dear Students,
Dear Karate-Ka and future Karate-Ka,
I hereby write this letter to confirm that The Japan Karate Association Rwanda Branch “JKA – RWANDA BRANCH” appreciates the contribution of Dr. HARANO Kazuyoshi Sensei in the process of creation of the JKA – RWANDA BRANCH and the development of Karate Mouvement in general and the JKA Spirit in particular in Rwanda and other countries.
I take this opportunity to congratulate Dr. HARANO Kazuyoshi Sensei on making this milestone by opening the YUBUKAN-DOJO, and requesting anyone interested in the practice of martial arts especially the “BUDO” to join his Dojo in order to develop his Spirit, Self-Estime&Confidence, Discipline and Physical Fitness.
Yours Sincerely.
RURANGAYIRE Guy Didier JKA – Rwanda Branch Chairman
公益社団法人日本空手協会原支部勇武館 支部長 原野和芳先生は、お父様が空手の道場主でもあり、幼少期から空手道の稽古に励まれ、福岡大学医学部ではキャプテンを務められ、西日本医科学生大会では団体組手三連覇、個人組手では初代チャンピオンなど数々の成績を残し大活躍をされました。また大学卒業後は医師となり病院の麻酔科医長、内科医長、救急部長、国際医師としてJICA専門家・プロジェクトリーダー(インドネシア)、国内外の緊急援助・国際医療協力にも携われ、千葉県四街道徳洲会の病院長などを歴任され、外務省医務官となりモーリタニア、ルワンダを廻り、シンガポールを拠点とした国際医療グループ・ラッフルズメディカルの中国・天津支部の医務総監となり、医師のみならず空手道の普及発展のためにご指導され、人事を尽くされる経験豊かな先生です。現在は医師の仕事を続けながら公益社団法人日本空手協会原支部勇武館を立ち上げ支部長となり熱心に教導中です。
先生は、何事にも情熱熱意を持って取り組む高い価値感を持った方です。昔から「武道を志す者は、良い先生に付きなさい」とあります。「正師を得ざれば学ぶに如かず。また三年稽古休んでも良師を探せ」とあり、その厳しい教えの中にも人格者であり、温厚な人柄です。空手道は健康を維持し、長寿長命魂の育成と共に集中力を高め、学力を向上させ日々快適な生活を主な目的としていますので、文武両道、文武不岐を兼ね備えた原野和芳先生を心から推薦いたします。
日本空手協会 福岡県 多々良支部 師範 神野 勝